(※巫女舞:浦安の舞(wikipediaより引用))
剣道では、昔からその極意を歌によって伝えようとする試みがおこなわれてきました。単に力やスピードにのみとらわれることなく、個々人ごとに、その性格や体格によっても異なる極めて微妙な心の動きや感覚を歌によって伝えることにより受け手の感性に訴えようとしたものと考えられます。
「剣道歌」
とるたちは
しめずにぎらずやんわりと
よくみよみこがすずをふるてを
(とる太刀は
絞めず握らずやんわりと
よく見よ巫女が鈴を振る手を)
〇気剣体の一致
〇刃筋
〇掌中の冴え
剣道の正しい打突の要件。この歌はこのうちの「掌中の冴え」について歌われたものですね。
以上は1月25日(日曜日)に行われたお稽古の終わりに鳥飼先生から頂いた講評のなかでお話しいただいたものです。
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