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「養心会たより」コラム 

〇早いもので、今年も残すところあと僅か。一年間大きな怪我や事故などもなく、まずは無事に終了。心新たに良き新年を迎えさせていただくことができそうです。これもひとえに会員の皆様おひとりおひとりのご努力はもとより、陰に陽に会の運営を支えてくださった御父母の皆様方のご理解・ご支援の賜物であり、「養心会たより」本年最終号発行に際し改めて心より厚くお礼を申し上げます。まことに有難うございました。  

〇今年一年間を振り返り、とりわけ喜ばしく、心に残ったのは、小学生の頃より当会に入会し、高校に進学したのちも剣道に励んでおられる皆さんのご活躍。幼い頃の懸命な姿、イメージとも重なり歓びもまたひとしおです。 

〇皆さんは、剣道が本来持つ面白さやその魅力について少しづつ理解し始めた頃ではないかと思います。よって、ここであえて苦言?をひと言。    

〇当たり前のことではあるけれど、剣道を続ける以上、試合の勝ち負けには徹底してこだわっていただきたい。そして、そのためのあらゆる工夫、あらゆる努力を重ねること(これがなければ剣道をやる意味がない)。ただ念のため、これは最終目標ではありません(むしろ前提)。そこまでに至る心の葛藤、そしてその後、勝敗の結果を自身がどう受け止め、それを今後のお稽古に、自分の生き方にどう活かして行けるかということこそが剣道修業の本質であることをご理解いただきたいと思います。よって、試合の勝ち負けにいつまでも一喜一憂する必要はありません。                            

〇これからは、それぞれの個性、持ち味を存分に活かしつつさらなる活躍をされ、人としてもまた一段と大きく成長されることを期待しています。  

〇そして最後に、もうひとつ大切なこと。お父様、お母様に対しては勿論のこと、今日まで、自分を育ててくれた、支えてくれた多くの方々に対する“感謝”の心を常に忘れることのないよう心に銘記していただきたいと思います。そして、どうか今後とも末永く剣道を続けていただきたい。“感謝”の心こそが君たちの剣道をより光り輝くものへと導くとても大切な道であることをお忘れなく。

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