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心を打つ言葉

先日、妻とともに訪れた富岡鉄斎展 “没後90年 鉄斎 TESSAI”(出光美術館(東京・丸の内))において。

「大凡(おおよそ)院に住するに己が戒とするもの四有り。第一は、勢は使い尽くす可からず。第二、福は受け尽くす可からず、第三、規矩は行い尽くす可からず、第四、好語は説き尽くす可からず。
 何が故ぞ。好語説き尽くせば人必ずこれを易んず。規矩行い尽くせば、人必ずこれを繁とす。福若し受け尽くせば、縁必ず孤ならん。勢もし使い尽くせば禍必ず至らん。」と。

隆々たる筆勢で描かれた水墨画に添えられた賛(さん)。

※富岡鉄斎(1837-1924)明治・大正期の文人画家、儒学者。(⇒参照)
※もともとは、宋代の名僧五祖法演(1024-1104)の教え「法演四戒」として伝えられたもの。

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